よく、ビジネスで結果が出る人と出ない人の決定的な違いについて、『行動力』『PDCA』と言われることが多いと思います。
確かに、たくさん行動するという物理的労力にも大きな違いがあり、うまくいかない部分を再度設計し直してブラッシュアップしていくPDCA(PLAN:DO:CHECK:ACTION)の速さも回数も違います。
でも、そもそもこういった行動力に差が出るのでしょうか?
センスや才能でしょうか?
当然ですが、そんなわけはありません。
なぜならば僕も含めて凡人さんと、天才さんのDNAレベルでの違いは1%もないからです。
それどころか、チンパンジーとの違いですら、たったの4%です。
バナナとは60%も同じで、僕たちの半分はバナナなんですよ!そんなバナナ!
だから、才能がないとかセンスがないという問題は、大抵の場合、根本的な問題ではありません。
では何が問題で、こんなに結果が出る人とそうでない人に違いが出るのでしょうか?
僕もそんなに大きなことを言える人間ではないですが、あくまでも知り合いのビジネスオーナーやこの間テレビに出演していた知り合いの社長さんなど、一定以上の成果を出している人を見てきて、「ここが決定的に違うよね」というところが見えたので、それを紹介したいと思います。
この違いを知ることで
- どうして行動できないのか?
- なぜ、すぐに諦めてしまうのか
- 自分なりに頑張っているはずなのに結果が出ない
- どうしても、成功の秘訣を知りたい
と、こういった根本解決に役立つと思いますので、是非とも最後まで読んでください。
行動できない、すぐに諦めてしまう2つの原因
【原因1】期待値が高い
行動できない人の大半が、最初からうまく行くシーンを想像しがちです。
それも、最終形態の収益モデルでウハウハになっている状態をです。
これが現状とのギャップを作り出して、行動に足踏みしてしまうようになります。
また、他にも
ちょっと動けばすぐに何かしらの成果が出ると思い込んでしまっているため(そう思い込むようにマーケティングされていることがほとんどです)、思ったような成果を得られなければ行動が止まってしまうか
あるいは、思ったような成果が得られなければどうしようと臆病になり、行動できない状態になってしまっています。
理想とのギャップがある、期待値が高いなど、現実のレベルに合っていないことを期待・希望しようとすればするほど、それに比例して足枷はどんどん重たくなります。
【原因2】コンサルなど業界のマーケティングにハマっている
『たった30日で、月収100万円』
『1日10分の作業で、毎月30万円の副収入』
『このツールの通りにすれば、FXの勝率80%』
など、そんなのがあれば是非ともチャレンジしてみたい!と思わせるような表現を駆使して、参加させよう等するコンテンツが後を断ちません。
参加しようとする人は、現状を変えて家族を幸せにすることに必死で飛び込む方が大半だと思いますが、いつの間にかすぐに結果が出るかどうかにフォーカスしてしまうようになるケースがあります。
そして、次の商材、次の高額塾へと色々と移り変わり、「どこかに答えがあるのでは?」と探し始めるようになります。
このように売り手側がとても巧みにこちらの心理を揺さぶってきて、どうしても参加したくなってしまうように仕掛けられてしまいます。
本当の解決方法
この世の中には正解はなく、最適解しかありません。
だから、「これさえすれば結果は出ます」というテンプレートはないということを、大前提として認識しましょう。
よく「僕がこれまで稼いできた〇〇テンプレートを公開」と言いますが、仮に本当に成果の出るテンプレートがあったとして、それを公開すれば誰でも成果が出るはずですが、そんなことを聞いたことがありません。
また、本当にそんなテンプレートがあれば、絶対に公開しないでしょう。
例えば、僕も「このビジネスは結構可能性あるんじゃない?」というお話はしますが、今僕がやっている穴場ビジネスは公開しません。
それを公開したら穴場じゃなくなりますからね。
でも、そういうものを見つけてきてビジネスをし続けてきた僕の視点から見れば、「これはいいんじゃないかな?」「今、時間があれば僕が取り組んでみたい」というものを共有させていただいています。
というわけで、リアルタイムで稼いでいる市場やテンプレートなどを無料とか低額で公開するというのは、はっきり言ってあり得ません。
なので、神がかり的なテンプレートやビジネスなどは転がっていない、、、「そんなの当然じゃん」と前提立てておくことが大事です。
次に、こうすればうまく意という方法はなく、改善と修正の繰り返しをするしかないということを認識しておくことです。
どうすれば成果が出るか、反応が出るか、売り上げが上がるかという答えを探しそうになってしまいますが、そんな正解はありません。
存在するのは、その時々での最適解のみです。
その時に最もベストであろうことを繰り返していくことで、いつの間にか一つの結果が出るようになっていきます。
まとめ
よって、最初からあまり期待することなく、期日を決めて、その期間内は何も思わずにトライアンドエラーを繰り返しながら精度を上げていくということになります。
画期的な方法ではないかもしれませんが、僕はここに気づくのに5年ほど費やした気がします。
それまではすぐに結果が出る答えを探していましたが、そんなものはありませんでした。
でも、トライアンドエラーを繰り返すことにフォーカスをすることで、目の前の課題と向き合ってどう解決・改善していくかに集中できるようになりました。
そのおかげで、少しずつですが成果が出始めてきた(病んだ時から戻りつつある)ので、今回のお話が少しでもお役に立てば幸いです。